相談者 | 男性(西尾市/21歳 |
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傷病名 | 自閉スペクトラム症 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級 |
受給額 | 年間約78万円 |
相談者様の状況
小学校、中学校とも友達とうまく関われないところがあったそうです。その後専門学校に通い、保護者会で担任の先生から、落ち着きがなく他の生徒さんと関われないところがあるので一度福祉センターで相談してみてくださいと言われたことがきっかけで病院を受診されました。質問に対する理解が不十分で、相手の話を聞きながら思考操作を行うことが難しく、状況の読み取りなども不十分でした。学校では工業系の技術を学んでいたそうですが、授業の内容が理解できませんでした。頭の中が混乱してしまうような状態だったそうです。専門学校卒業後、職場の配慮を受けながら仕事をされましたが、作業中の背中の痛みや辛さを他人や家族にも話すことができず体を壊してしまったため、退職され、就労支援施設に通っているそうです。
相談から請求までのサポート
就労支援の相談に行った際、市役所の窓口で障害年金というものについてお聞きになったそうです。市役所の方からも検索してみたら、と言っていただき弊所にご相談をいただきました。病院では自閉症の診断がされているとのことでした。診断書の用紙をお渡しして、病院に依頼していただきました。その後、書類ができたとのご連絡を頂きましたので、ご家族と一緒にヒアリングをさせていただき、提出書類を揃えて年金事務所へ提出いたしました。
結果
障害基礎年金2級が認定されました。障害年金というものを知らなかったため、20歳の誕生日前後には病院を受診されておらず、認定日請求はできませんでした。年額78万円が受給できて、安心して生活ができるとお喜びの声を頂きました。
ポイント
20歳前より障害のある方で病院に診断書を依頼する方法についてのご相談もよくいただきます。ぜひ当所へお気軽にお問い合わせください。
岡崎 社労士 障害年金サポートセンター