相談者 | 女性(安城市/30代後半) |
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傷病名 | 多発性硬化症 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級 |
受給額 | 年間約78万円 |
相談者様の状況
交通事故にあい、脳のMRIを撮ったことがきっかけで病気の診断がされました。それまで特に症状はなく通常の生活をされていましたが、10年ほどの間に徐々に病気が進行し、めまいやしびれなどの症状が出現し、入退院を繰り返し治療をされていました。難病ということもあり、治療方法もなく、症状の改善はなく、現在ではご主人の介護のもと、ご自宅で1日の大半をベットで横になり過ごされていました。
多発性硬化症とは…脳の情報が神経細胞を介して身体に伝えられるのですが、脳の情報を伝える“電線”のような働きをするものを「軸索」といい、また、軸索は「ミエリン」という“電線のカバー”のようなもので覆われています。このミエリンが障害されて起こる様々な症状のことをいいます。具体的な症状としては、痺れ感、ふらついて歩き辛い、手足に力が入らない。視力の低下、記憶力の低下などがみらます。特徴的なのは風呂に入ったり、ドライヤーなど熱に当たると力が抜けてしまうウートフ徴候があります。
相談から請求までのサポート
HPを見たご主人様から電話でご相談がありました。後日ご自宅に伺い、障害年金のお話をさせていただき、ご契約いただきました。明確な症状が出始めたのは働き始めてからでしたが、学生の時に同傷病の疑いを指摘されておりましたので、国民年金での請求となりました。肢体の診断書をお渡しするのですが、病院の診断書の書き方も難しい病気でしたので、病気の経過や症状、状態について詳しく病院へ伝えていただきました。その後、診断書ができたとのことから、ご自宅へお伺いしてご本人からお話を伺い、申立書を作成しました。必要な証明書類と診断書をお送りいただき、提出書類を揃えて年金事務所へ申請しました。
結果
障害基礎年金2級が認定されました。若くして難病になられ、ご本人様もご主人様も苦労されておりましたので、お役に立てて本当によかったと思いました。
ポイント
ご本人様が外出が難しい場合など、ご自宅に伺うことも可能です。また、お近くの喫茶店などに伺うこともできます。ご気軽にご相談ください。障害年金の申請をどのように準備したらいいのか迷われる方も多くいらっしゃいます。お客様の側に立ってご相談や手続きを進めていきます。ぜひとも一度、お問合せください。岡崎 社労士 障害年金相談センターまでご相談ください。