双極性障害 障害厚生年金2級 年間約108万円 遡及して約580万円受給できたケース

相談者 女性(安城市/40代前半)
傷病名 双極性障害
決定した年金種類と等級 障害厚生年金2級
受給額 年間約108万円

相談者様の状況

病院の入院中に病室からお電話で問合せをいただきました。明日退院するが、明日以降、どうしたらいいのかわからない。地元の保健所に若いころから相談に行っているが、良い解決策が見つからない。仕事が長続きせず生活に困っているとのことでした。派遣で20数万円をもらう仕事に就くことはできるのですが、なんとか就労を継続してもすぐに体調を崩してしまう。現在、2週間ほど精神科の病院で入院をしているそうです。インターネットで障害年金を検索して、電話をしてみたとのことでした。イライラや物事に集中できない、眠れないなどの症状がありました。障害者手帳は2級を持っていました。病院退院後にセンターに来所されるとのことでしたので、予約を入れていただきました。

相談から請求までのサポート

センターにご来所いただきました。自動車に乗れず、電車とバスを乗り継いで来られました。現在の症状を詳しくお伺いいたしましたところ、かなり以前よりうつ状態が続き、症状も良くならないとのこと。現在は自宅療養にてお母さまが同居をされて面倒をみてくれているそうです。ただ、あまりコミュニケーションを取られないため、家にいても辛い状況だとお伝えくださいました。これからしっかり働きたいという思いと、身体が動かず働けない現状からジレンマをかかえ、状況の改善が見込めないとのお話しでした。1日前にも入院をしており、受給ができる方であると確認が取れたので、診断書をお渡ししました。最初は現在の診断書だけでしたが、認定日も医師が書いて下さることになり、認定日に遡っての請求になりました。やがて診断書ができたとのご連絡をいただきましたので、必要な証明書類とともに診断書をお持ちいただき、申立書を作成するためのヒアリングをしました。提出書類を揃えて年金事務所へ申請しました。

結果

障害厚生年金2級が認定されました。さかのぼり受給によりまとまった金額が振り込まれましたので、今後の生活について安心できたと喜んでいただきました。

ポイント

病院へ入院するなど、うつ病を長く患い、障害年金の話を聞いたことがない方からのお問い合わせをいただくことも多いです。早めに制度について知っていただき、長く受給できるようにサポートします。相談は無料です。お気軽にお問合せください。