知的障害 障害基礎年金2級 年間約78万円 受給できたケース

相談者:女性(岡崎市/10代後半)
傷病名:知的障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
受給額:年間約78万円
  • 相談者様の状況

当センターの所長が講演をさせていただいた特別支援学校で紹介されたという方からお問合せいただきました。4月から大手企業の特例子会社に勤めることができ、現在も数か月になりますが、通っているそうです。月給も頂いていますので、障害年金の受給ができるのかどうか知りたいとのご相談でした。お話を伺いますと、毎日、事業所まで通うことができており、ジョブサポーターなど専門の方にサポートを常にしていただきながら仕事をしているそうです。お母様のお話では日常生活は一人ではできず、家族や周囲の援助が必要とのこと。手続きについては当センターに依頼したいとご連絡くださいました。

  • 相談から請求までのサポート

お母様にお越しいただきました。障害の状態と就労状況をお伺いいたしました。現在、家ではご家族の支援が不可欠とのこと。職場では周囲の方との意思疎通も難しく、なんとか就労を継続できていますが、人と話すことが大変苦手で緊張されるとのこと。作業でわからないことがあっても、職員に聞くことができず作業が止まってしまうことがしばしばあるとお話されていました。ご本人の障害の状態について確認できましたので、障害年金制度について基礎的なところからご説明しました。初診日や、最初に受診された病院などをお伺いして、必要になる診断書の用紙をお渡ししました。しばらくして診断書ができたとのご連絡をいただきましたので、診断書を当センターにお持ちいただき、申立書を作成するためのヒアリングをしました。証明書類をご用意いただき、提出書類を揃えて年金事務所へ申請しました。

  • 結果

障害基礎年金2級が認定されました。ご家族ともに喜んでいただけました。今後も仕事は継続していきますが、障害年金を受給できて安心できると言っていただけました。

  • ポイント

特別支援学校の先生が障害年金制度について理解していただいていたおかげで、仕事に就いている障害者の方を素早く障害年金受給につなげることができました。障害者の方のサポートをされている方々のご支援によるところも大きいと思いました。ご相談は無料です。ぜひお気軽にお問合せください。