相談者 | 男性(岡崎市/40代後半) |
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傷病名 | 側頭葉てんかん |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
受給額 | 年間約180万円(配偶者加算を含む) |
相談者様の状況
現在、就労支援事業所に通所されているという方からお問合せのお電話をいただきました。少し働くことができるので、障害年金には該当しないかもしれないと思いつつ、障害年金の制度を知りたいとのことでした。てんかんの発作が目に見える形ではないものの、1年に数回あるとのことです。それよりも認知症に関する問題があり、メモをしても指示を忘れるし、人の顔が覚えられなかったり、物事を忘れやすいなどの症状がありました。これまでの病歴をお伺いすると、過去にうつ病などの既往歴があるとのこと。これまで何度もうつ病の診断を受けつつも、その後通院した病院でてんかんの発作があると判明したそうです。
相談から請求までのサポート
予約をしてご来所いただき、障害年金の仕組みについてご説明いたしました。現在、病院には月1回程度通われているとのこと。過去の病院歴をお伺いすると、いくつもの病院を受診されていました。どの病院が初診になるのかという情報の整理からはじめました。そして必要になる診断書や初診証明になる書類についてご説明をし、病院に依頼していただきました。病院からいつの時代の状態を書いたらいいのかわからないですとか、現在の傷病に関係しているのかなどの問合せがあったそうです。お客様のお気持ちに寄り添いながら、病院への対応についてサポートさせていただきました。また現在、働いているというご報告をいただいていましたが、詳しくお伺いすると月に5日ぐらいとのことでした。しばらく後、診断書ができたとご連絡をいただきました。必要な証明書類をお伝えしてご持参いただきました。ヒアリングをして書類を揃えて年金事務所へ提出いたしました。
結果
障害厚生年金2級が認定されました。3級の可能性が高いと思われていたところ、2級となり大変よろこんでいただきました。
ポイント
てんかんでも障害年金を受給することが可能です。今回は発病のご様子や受診履歴などを詳しくお伺いして受給につなげることができました。いつでもお気軽にご相談ください。