右上下肢麻痺で障害厚生年金3級 年間約58万円を受給できたケース

相談者 男性(岡崎市/50代前半)
傷病名 右上下肢麻痺
決定した年金種類と等級 障害厚生年金3級
受給額 年間約58万円

相談者様の状況

ホームページを見てお電話をいただきました。脳出血で倒れて、その後右上肢、右下肢麻痺とのこと。病院ではこれ以上は良くならないと言われました。リハビリなども利用されていましたが、現在はリハビリには行っていないそうです。復職されて電車で通勤しているとのことでした。お身体の状況をお伺いしますと、階段の昇り降りに時間がかかり、通勤が辛いとのお話でした。身体障害者手帳は3級をお持ちでした。お子さんがまだ幼いこともあり、これからも仕事をしていかないといけませんが、残念ながら右半身麻痺により退職することになりました。

相談から請求までのサポート

オンラインを使ってご自宅にてご家族でお話を聞いていただきました。詳しく現在の障害についてやご状況をお伺いしました。その後、障害年金制度についてご説明しました。脳出血の治療後、地元の病院へ入院しリハビリもその病院で受けていました。これ以上は身体の状態も良くならないと言われ、その後は職場に戻って仕事を継続していました。診断書をお渡しして病院で書いていただいたところ、40分の通勤ができていることから、日常生活や動作の障害の程度はかなり回復しているように判断されているようでした。内容は本人の身体の状態に比べてとても軽い状態が書かれていました。身体の動きの計測も補装具を付けたままの状態で計測されていました。このまま提出しても受給は難しいと判断しました。

ご本人に相談して、病院へもう一度持って行っていただくことになりました。病院にもきちんとした計測が必要であるとわかるように書類を付けて診断書をお渡しし、確認していただきました。その後、診断書ができたとのご連絡を頂き内容を拝見しましたところ、階段の昇り降りは困難であり、日常生活において右の上半身が使えないことなどが書かれていました。明らかに確認を依頼する前と後では異なっていました。そして必要な証明書類をお伝えしてヒアリングを行い、書類を揃えて年金事務所へ提出いたしました。

結果

障害厚生年金3級が認定されました。ご本人より連絡があり、受給ができてよかったと喜んでいただけました。

ポイント

身体障害をお持ちの方で障害年金が受給できなかった場合も無料でご相談いただいております。お気軽にお問合せください。