水頭症にて左肢体不自由 障害基礎年金2級、年間約78万円を取得できたケース

相談者 女性(岡崎市/50代)
傷病名 水頭症
決定した年金種類と等級 障害基礎年金2級
受給額 年間約78万円

相談者様の状況

ご本人より相談をいただきました。自分は年金を受給できるのか?とのお問い合わせでした。左手が思うように動かせないご症状があるとのことからお話を伺いましたが、さらに詳しくお伺いすると左手が右手より少し短いというお話でした。生後1年程経った頃、水頭症であることがわかり、シャント術を受けられたそうです。2回手術を受けられたそうですが、大人になるにつれ、左下肢の機能障害が出てきたそうです。また、左先天性手関節脱臼もあり、左手が8センチほど短く、力を入れること、物を持ち上げること、支えることなどができないとのことでした。

*水頭症とは…脳脊髄液の産生・循環・吸収などいずれかの異常により髄液が頭蓋腔内に貯まり、脳室が正常より大きくなる病気である。脳脊髄液による脳の圧迫が、脳機能に影響を与える。おもに乳幼児に多くみられる。

相談から請求までのサポート

年金制度のご説明、ご契約、その後詳しくヒアリングを行いました。初診がかなり過去にあるため、どのように証明をするのかをご説明いたしました。病院へご同行させていただき、診断書を依頼し、受け取りました。医師に書いていただくポイントなどを整理してご本人の受診時のサポートいたしました。その後、センターへお越しいただき、日常生活で何が不便であるかを詳しく教えていただき申立書を作成いたしました。必要な書類の作成をして、その他の資料もそろえて、年金事務所に提出いたしました。

結果

障害基礎年金2級が認定されました。ご家族ともに本当に喜んでいただきました。

ポイント

障害年金の存在は知っていても、ご自身ではなかなか申請できないケースも多くあります。制度の存在を知って、受給の権利があればスムーズな申請ができます。是非ともお気軽にご相談ください。

岡崎 社労士 障害年金サポートセンター