結腸癌・転移性肝腫瘍 障害厚生年金2級 年間約140万円 遡りで160万円受給できたケース

相談者 男性(安城市/50代前半)
傷病名 結腸癌・転移性肝腫瘍
決定した年金種類と等級 障害厚生年金2級
受給額 年間約140万円 遡って160万円

相談者様の状況

ホームページを見てご相談いただきました。現在、傷病手当を受給中ですが、もうすぐ終わってしまいます。この後仕事に復帰することができず、生活が困窮してしまうとのことでした。5年ほど前に大腸ガンが見つかり、その時点ですでに肝臓への転移も確認されていたそうです。大腸ガンはすぐに手術で切除されましたが、肝臓については抗ガン剤でガンを小さくしてからの切除となったそうです。ガンが治療により消えたそうですが数か月後に再びガンが見つかり、しかし、場所が悪く、手術はできなかったそうです。抗ガン剤による治療となり、抗ガン剤が身体に合わず、起き上がれないほどの状態となりました。現在では抗ガン剤を変更し、3週間に一度入院し、抗ガン剤治療を受けられているそうです。肺にも転移が見つかり、就労することも、これまでのような日常生活を送ることも難しい状態です。今後の生活のため、障害年金をもらえないかとのご相談でした。

相談から請求までのサポート

早速ご来所いただき、障害年金の仕組みや手続きについてご説明いたしました。診断書をお渡しし、病院へ依頼して頂きました。その後、しばらくして診断書が作成されたと本人からご連絡がありました。認定日の診断書と現在の診断書を拝見したところ、現在の診断書はとても症状は重かったのですが、認定日の診断書の障害状態は軽いように思われました。Web面談にて丁寧にヒアリングを行い、ご病状、日常生活の困難な状況などをお伺いしました。申立書を作成して、請求用書類を揃えて年金事務所へ提出しました。

結果

障害厚生年金2級が認定されました。遡り受給もできたため、治療費を賄うことができ、精神的に楽になったと言っていただけました。

ポイント

ガンの治療を終えて、その後の障害で悩まれている方からご相談を頂いています。受給ができるのかどうか、ぜひお気軽にお問い合わせください。

岡崎 社労士 障害年金サポートセンター